AIタッガーでは、「カテゴリ」と「商品説明文」を参照してタグ付けを行ないます。
例)「Tシャツ」カテゴリ
「半袖の、涼しげなブルーカラー」 と商品説明文に記載がある場合
→「袖の長さ - 半袖」 「カラー - ブルー」といったタグを出力)
その仕様上、説明文に、商品と直接関連のないワード(定型文や類似商品名等)が含まれる場合
誤ったタグを出力するケースがあります。
この場合は、AIタッガーへのインポート前にCSVファイルを編集し
出力に支障が出るワードを予め削除して頂く事で精度の高いタグ付けが可能です。
EC-UPで説明文を追加している場合
EC-UPで作成されたタグについては、削除可能な専用ツールがあります。
以下のツールをご活用ください。
Excel/CSVエディター等で「置換」機能を使用する
削除したい文言が分かっている場合は「置換」機能が便利です。
Excelや、多くのCSVエディターで実装されています。
任意の文字列を削除したり書き換える事が
容易に可能な機能ですので、必要に応じてご活用ください。
多くのソフトでは、キーボードの「ctrl+H」で置換機能のメニューが開きます。
「検索する文字列」を指定した上で、該当する箇所を「置換後の文字列」に入れ替える、といった機能です。
検索する文字列には「削除したい説明文」を入力し
置換後の文字列を「空欄」にして実行する事で説明文の削除が可能です。
例1)ナイキのTシャツの説明文に
「当店ではスポーツ用品(アディダス/ミズノなど)をメインに販売しています」
という説明文が記載されているため削除したい
上記の例1のような文章が入ったままでタグ付け処理を行なうと「アディダス」「ミズノ」といったブランド名のタグも出力されてしまうため
一度、ダウンロードしたCSVファイルをエディターで開き、置換を行ないます。
下記画像のように指定し「すべて置換」を選択する事で、CSVファイル内に含まれる
アディダス/ミズノなどという文言はすべて削除されます。
Excelでの置換機能の画像
例2)説明文にタグ付け処理で支障が出る定型文があり、それらすべてを削除したい
【例文】<font color="white">【検索用】ナイキ アディダス ミズノ 半袖 長袖 七分袖 S M L</font><br>
といった表記のように、商品毎に違う、検索用のキーワードをまとめて説明文に記載している場合
前述した例1の操作、特定の文字列で置換を行なうのが困難なケースもあります。
こういったケースでは前後の文字列(今回はHTMLのタグ)を活用して置換を行う事も出来ます。
上記の例文を見ると、検索用に複数のブランド名や袖丈やサイズなどが記載されており
本来の商品情報とは違ったタグが出力される危険性があります。
<font color="white">【検索用】
という文字列のおかげで、説明文中の検索用ワードが
識別できるような記載になっているのでこちらを活用してまとめて削除します。
下記画像のように「*」を挟む形で指定する事で
指定の文言に挟まれているワードをすべて削除する事が可能です。
「*」を使った、範囲指定で置換をする画像
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以上が、説明文の一部表記をまとめて削除するための「置換機能」の活用方法となります。
指定する文字列を誤ると、必要な説明文を削除してしまう恐れもあるため
検索する文字列には十分注意して作業を行なってください。