マニュアル動画もございますので、下記のURLをクリックして是非ご参照ください。
ルールとは?
ルールとは、適切な条件を入力し設定することで
自動的にタグを追加したりカテゴリーを設定できる機能です。
指定の条件でルールを設定し適用すると、
商品名や商品説明文など 指定のカラムに含まれるテキスト情報を基に、
条件にあったタグの追加または、カテゴリの設定を行います。
「数値」ルールを使うと、正規表現を使っててテキスト情報から
数字を抜き出しタグとして出力することが出来ます。
「数値」ルールの使い方
①左のメニューバーにある「ルール」をクリック、
②上のメニューバーから、一番左にある「追加」ボタンをクリックします。
③「ルール名」を入力し、「マーケットプレイス」からECサイトを選択。
ルールは、ここで選択したECサイトの商品データにのみ適用されます。
④次に「タイプ」のドロップダウンから「数値」を選択します。
「数値」ルールは、
ECサイトが、数値に関するタグを用意している場合にのみ選択ができます。
⑤カテゴリを選択します。
ここで選択したカテゴリに属する商品すべてに、このルールが適用されることになります。
*カテゴリは複数選択できません。それぞれのカテゴリに対してルールを作成して下さい。
⑥続いて、条件、「もし」の設定です。
「カラム」は複数選択できるので、テキスト情報を含むカラムを全て選択します。
※テキスト情報に含まれている、特定の数値を抜き出すためのルールなので、
この「を含むとき」はデフォルトとして設定されています。
変更は出来ないので、特に触る必要はありません。
⑦続いては、正規表現、「プレフィックス」の構造を見てみましょう。
正規表現は3つの要素で構成されています。
1)「プレフィックス」、接頭語、すなわち抽出したい数値の前にある単語、
2)「キャプチャグループ」- 抽出したい数値、すなわちここで設定した数値をテキスト情報より抜き出します。
3)「サフィックス」、接尾語、すなわち抽出したい数値の後ろに続く単語です。
この3つが連携して、必要な数値を抜き出します。
❕ひとつでも条件が一致しない場合は、数値の抜き出しは出来ないので注意しましょう。
⑧次に、「の場合に」の設定です。
「属性」のドロップダウンリストから、抜き出したデータを挿入する「属性」を選択します。
この属性はカテゴリーに紐づいています。抜き出された数値がこの属性に入ります。
このルールはサイズや重さを抜き出すのにとても便利です。
使い方の例
インポートした商品情報から Tシャツの肩幅を抜き出し、タグ付けします。
商品説明文が特定のパターンに従っている場合は、
このパターンを使って「数値」ルールを作成します。
商品説明文に「肩幅25cm」 という文字が含まれている場合は、
このパターンを使って正規表現を作成し、数値を抜き出します。
①「Tシャツ」のカテゴリーを選択します。
②「もし」のカラムで、テキスト情報が含まれる「Explanation」カラムを選択します。
③続いて正規表現の設定です。
まず、プレフィクスに「肩幅\s?」と入力します。
このように設定することで、参照する「Explanation」カラムに入っている関連性の高いテキストを検索します。
また、プレフィックスとキャプチャグループの間にスペースが挿入されます。
④続いて、キャプチャグループにはこの様に入力します。
「\d\d\.?\d?」
このように設定することで、抜き出す数値のパターンが二桁の整数から小数点第一位までの数字として設定されます。
④サフィックスにはこのように入力します。
「\s?cm」
このように設定することで、抜き出された数値がセンチメートルの単位であることと、
抜き出された数値と、「もしくは」で条件を追加した場合、次の条件との間にスペースを確保します。
★「+」をクリックすると、「もしくは」という行が出て来て、
条件を追加することができます。
「もしくは」という形で、条件を追加することで、最初の条件が一致しなかった場合にだけ、次の条件へと進みます。
※条件が一致し数値が抜き出されると、「もしくは」で設定された条件には進みませんのでご注意ください。
⑤最後に、「の場合に」の属性プルダウンで「肩幅」を選択します。
※今紹介した数値を抜き出すルールですが、
条件によって、ルールや正規表現はより複雑な設定になることもあります。
※ルール機能は、一般的な正規表現に対応していますので、
正規表現を紹介しているサイトなどで より詳しく学ぶことができます。
★ルールを設定したら、必ずテストを行いましょう。
画面左下の [テスト] をクリック。
テストしたいテキストを入力し、[実行]をクリック、結果が正しいかどうかを確認しましょう。
「33」のタグが表示されました。
これでこのルールが問題なく動いていることが確認できました。
★ルールを有効化し、自動適用をオンにする前に、必ず作ったルールをテストして、正しい結果が出ていることを確認しましょう。
より詳しく正規表現について学びたい方
正規表現について、わかりやすく説明している資料がネットに沢山あります。
★まずは、「正規表現とは」で検索すると、正規表現について詳しいサイトを見つけることが出来ます。
★正規表現を学べる2つのサイトを紹介します。
「レジェックスジェネレーター(Regex Generator)」
「レジェックス・ワンオーワン」
この2つのサイトでは、数値として抜き出したい条件を、正規表現に自動変換してくれます。
★また、正規表現を自動生成してくれるツールもあります。
「正規表現、スペース、自動生成」で検索をしてみてください。
webサイト「ねこの手も借りたい」や「オクトパース」などが
一般的には使いやすいかもしれません。